トラベルライティングアワード新座賞
新座市内には３つの大学があり、日々１万人強の学生が新座市を訪れています。大学に通う２〜４年間という短い時間の中で、学生の目には、新座市はどのようなまちとして映っているでしょうか。学生の皆さんの視点を通じて、今まで当たり前だと思って気がつかなかった新座市の姿を発見することができるかもしれません。
トラベルライティングアワード新座賞とは
トラベルライティングとは、旅エッセイを指しますが、立教大学観光学部舛谷鋭教授の研究室では、これまで『翼の王国』などの機内誌に掲載された「トラベルライティング」の普及及び奨励を目的として、平成１８年からトラベルライティングアワードを開催してきました。
平成２９年度、立教大学から新座市への御提案を受け、新たに「トラベルライティングアワード新座賞」を設立し、新座市をテーマとした作品を新座市内３大学の学生に執筆してもらい、作品の中から優秀作品１０作品を選出し、「新座賞」を授与する取組を実施することとなりました。
第7回の取組(令和5年度)
今年度は、市内３大学の学生の皆さんから２６４作品のを応募いただき、その中から１１作品が新座賞として選ばれました。
本賞は、学生の皆さんに新座市を知っていただくきっかけづくりとなりました。また、受賞作品をお読みいただくことで、老若男女、市内外にかかわらず多くの方に”新座市の魅力”を発見いただけることと思います。
＜新座賞１１作品＞
最優秀賞 『移りゆく世に生きた人々の想いを抱いて』
優秀賞 『シティガール、自然ガールに目覚める？！』
優秀賞 『散歩で新座市征服』
新座賞 『1人になりたい僕と。』
『あの場所が私をよんでいる』
『ある上京学生の手紙』
『おじいさんとガーベラ』
『新座を離れて思うこと』
『温かさを与えたのは』
『私の新座旅』
『新座市の魅力とは』
第6回の取組(令和4年度)
今年度は、外出自粛制限が緩和され、お出かけや旅行が少しずつできるようになりました。
市内大学に通う学生の皆さんも、学生生活を少しずつ取り戻せていますでしょうか。
今年も３００を超えるたくさんの作品が集まり、多くの学生の方に新座を知っていただくきっかけになりました。
まだまだ感染症対策が必要ではありますが、皆様にもエッセイを読んでいただき、お出かけをするきっかけになればと思います。
＜新座賞１０作品＞
最優秀賞 『武蔵野の面影は、今わずかに』
優秀賞 『１００メートルのオアシス』
優秀賞 『新座、夏、涼むには？』
新座賞 『王道からは見えぬ小さな幸せ』
『私のとなりの黒目川』
『私の五感』
『進行方向左への期待』
『清流「妙音沢」～新座のオアシスを求めて～』
『第一回、一人新座探検会』
『野火止用水緑道とウェルビーイング』
第5回の取組(令和3年度)
今年度は市内３大学から４００を超えるたくさんの作品の提出があり、その中から１２作品が新座賞として選ばれました。
新型コロナウイルスの状況により生活スタイルが変わり大変ですが、皆様にエッセイを読んでいただくことにより、旅行やお出かけした気分になっていただき、新しい”新座”を発見するきっかけになればと思います。
第4回の取組(令和2年度)
毎年恒例となった新座賞の第４回は、新型コロナウイルス感染症の影響により、作品の提出は立教大学からのみとなり、表彰式も中止となりました。お出かけや旅行、外食の自粛を求められる厳しい１年となっておりますが、エッセイを皆様に読んでいただくことにより、旅行した気分になっていただき、新しい”新座”を発見するきっかけになればとのことから、今年度もこの取組は継続することとしました。立教大学学生の皆さんからは、通学や授業が思うようにいかない中、総数４１１作品と多くのご提出をいただき、この中から１２作品を選出しました。
第3回の取組(令和元年度)
新座賞第３回を迎えた令和元年度、新たな取組として、新座市内３大学の学生による学生運営事務局を立ち上げました。本事業を通じて３大学の交流を図り、市と連携を図りながら、作品の選考及び取りまとめ、表彰式の準備及び当日運営を担当しました。合計４２３作品が提出され、１０作品を新座賞に選出しています。
第2回の取組(平成30年度)
この取組が好評だったことを受け、平成３０年度、新座賞の第２回として、主催を新座市産業観光協会に移し、立教大学に加え、跡見学園女子大学及び十文字学園女子大学にもご参加いただくことになりました。新座市内３大学に通う学生に、新座市をテーマとした作品３３０作品を提出していただくことができ、９作品を新座賞に選出しています。